こんにちは、音楽撮影プロデューサーの宮原那由太です。
ブログの更新、2016年になってからようやく今までの軌道に戻ってきた気がします。
せっかく新しい年になったということで、この勢いをずっと続けていきたいですね。
ミュージシャンに限らず、色々な方が、
ブログに何を書いたらいいのかということで迷っているかと思います。
毎日情報発信をした方がいいということはわかっているけど、結局そんなにネタが生まれるわけでもなく、最終的には日記になってしまう場合も多いと思います。
そこで、今回は、
「脱・日記ブログ」を目指すために僕が実践している方法を紹介したいと思います。
ずばり、
「帰納」
と
「演繹」
です(・∀・)
もしかして、理系の方は、これで「おや?」と思うかもしれませんね。
そう、数学で勉強した「数学的帰納法」みたいな考え方です。
帰納とは、
特定の出来事から、
一般的な理論などを導くことです。
演繹とは、
一般的な理論をもとに、
特定の場合への答えなどを導くことです。
それを踏まえて説明していきましょう。
日記というのは、その日、自分に降りかかった特定の出来事の紹介ということになりますよね。
これをそのまま書いただけでは、その名の通り日記にしか成りえません。
しかし、この特定の出来事を元に、何かしらの一般論を作り出すことってできると思うんですよね。
例えば、僕が去年書いた記事、
お金をかけるべきところをケチると、更に大きな出費につながるかもしれない。
これは、僕の「風邪がなかなか治らない」という、個人的なことから始まった記事でした。
単純に風邪が治らないことを書いたらそれはただの日記になりますが、僕は、
「風邪がなかなか治らない」
↓
「早いうちに医者に行っておけばよかった」
↓
「お金をかけるべきところでケチると、もっと大きな出費につながる」
という「一般論」を導いたんですよね。
これが、先ほど説明した「帰納」的な考え方です。
多分、この「帰納」的な記事を書くだけで、
その記事はあなたの日記という枠から、自分の経験に基づいた役に立つ情報に昇華しますね。
この、「帰納」を行うだけでも、すでに「脱・日記ブログ」をすることは十分可能です。
そして、そこからもう一段階飛躍した記事にするためには、「演繹」を用いるのがいいでしょう。
先ほどの記事で、
「お金をかけるべきところでケチると、もっと大きな出費につながる」
↓
「音楽をやっている人の場合はどうか」
↓
「お金がかかるからレコーディングをしないというのは、音楽活動のスピードが遅くなる」
というように、先ほど導き出した一般論を、狭いターゲットの方々向けに書き直しているのです。
こうすることで、自分が作った一般論を、情報を届けたい人に最適化したものにすることができます。
つまり、「帰納」と「演繹」を使うことで、
「自分が体験した出来事」
↓
「導きだした一般論」
↓
「誰かの役に立つ情報」
を作ることができるわけですね(・∀・)
この方法のメリットは、毎日の自分の体験をネタ元にすることができるので、自分が何かをした日は、何かしらのブログを書くことができるということです。
つまり、「何を書けばいいんだろう」という漠然として不安から、「今日の出来事をどういう風に帰納して演繹しよう」という、具体的な問題になって、それを解決するだけでブログ記事が書けるということになりますね。
もちろん、日記的な部分はわざわざ書く必要もないのです。
僕の風邪の記事は導入として風邪が治らないことを書いていますが、そういう導入はいらないよねーっていうスタンスの人は、自分の体験は書かずに、そこから導いた一般論をいきなり書いてもいいんです。
情報発信を続けるのは大変ですので、もしブログを続けたいけどネタがなくて困っている方は、この方法を試してみてはいかがでしょうか?
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脱・日記ブログのための「帰納」と「演繹」という考え方
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