こんばんは、音楽撮影プロデューサーの宮原那由太です。
先日、正月は、久しぶりに実家でゆっくり過ごしました。
2015年のことを総括したり、2016年の展望を考えたり、普段の忙しい毎日の中ではなかなかできないことをしていました。
その中でも、特にやったことして、「積ん読」(つんどく)になっている本を読む、ということをしました。
以前から、なかなかまとまった時間がなくて読んでいなかった本を、この機会に何冊か読むことができました。
とても有意義な時間を過ごせました。
今、インターネット上には、色々な情報が載っています。
わざわざお金を払って本を買って、時間をかけて紙をめくらなくて、情報はいくらでも入ってきます。
では、なぜわざわざ本を読むということをするのでしょうか。
ここに、有料の情報と、無料の情報の違いがあります。
僕は、
有料の情報のメリットは、「情報が整理整頓されている」という点だと思っています。
もちろん、有料の情報の方が、その質自体も良いことが多いですが、無料の情報の中にも、探せば同程度のものはあります。
しかし、無料の情報というのは、いわゆる「玉石混交」の状態なのです。
すさまじく価値のある情報と、まったく価値のない情報が、ごちゃまぜになっているのです。
例えば、僕のブログだって、僕の発信している情報には、良質なものもあれば、あまり役に立たないものもあるでしょう。
で、僕の発信している、良質な情報だけを手に入れたい場合、どうするでしょうか。
僕のブログを、最初から最後まで1記事ずつ全部読みますか?
それでもいいですか、かなりの時間がかかってしまいます。
しかも、「いいな!」と思った情報を、次に読もうと思っても、どこにあるか忘れてしまう可能性すらありますよね。
だったら、例えば僕のブログで、PV数が多かった記事をまとめて、その記事の内容を最適なものに書き直して、本として出版したら、どうですか?
自分で記事を探す手間が省けて、しかも良質の記事がそろっており、その本を読めば何度でも良質な情報を手に入れることができる。
これって、有料にするだけの意味があると思いますよね。
時間が有り余っている人にとっては、ずっとブログの記事を探す方がいいのかもしれませんが、探す作業で1時間以上かかるなら、その1時間バイトをして稼いだお金で本を買う方が、時間を有効的に使うことになる可能性もあると思います。
つまり、無料の情報だけでなんとかしようとしているうちは、その情報を探す手間や、整っていない情報を自分の中で組み立てなおすという、新しい手間ができてしまうのです。
だから、その手間をかける方がいいのか、それとも有料の情報を買う方がいいのか、というのはケースバイケースですね。
しかし、これだけ情報があふれている中で、玉石混交の情報の中から、玉だけを探し出すということを、お金を払って解決できるなら、それは素晴らしいお金の使い方なんじゃないかなーと、思ったりするわけです。
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有料の情報は「整理整頓されている」ことに価値がある。~玉石混交の情報から玉を拾うという労力~
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