無理なダイエットをして、たとえ一時的に痩せたとしても、その後にリバウンドして元の体型に戻ってしまう人は多い。
なぜなら、その体型は「無理をしたから」手に入ったのであって、その体型でい続けたいなら、無理をし続けなければならないから。
もちろん、生活サイクルの一部に取り込めるくらいの、習慣にできるくらいのことなら、それは無理なことじゃない。
でも、基本的に、嫌な想いをして手に入れたものは、その後も嫌な想いをしてないと、ずっと手中に収めておくのは不可能なんじゃないか。
だからこそ、仮に何かで成功するのであれば、自分の好きなこと、無理なく続けられること、一度成功してもその後もずっと続けたいことをやって成功した方が、ずっと幸せだと思う。
人間には、適材適所というか、向き不向きというか、得手不得手というか、同じことをやるにしても人によって大変さとか、好きか嫌いかとか、そういったものが全然違うので、ある人にとっては何ともないことでも、他の人からしたらとても苦労しないとできないことだってある。
「嫌だ」という感情にはちゃんと目を向けた方がいい。
「嫌だ」という感情に一度フタをしたら、そのフタを押さえつける力を、どんどん強くしていかないといけない。
いつしかそれは自分の制御の範疇を超えて、大爆発してしまう可能性だってある。
そうでなくても、ずっとそれに我慢し続けて、嫌な想いをしながら生きることは、それはそれでなかなかの地獄なんじゃないかって思うんです。
もちろん世の中そんなに簡単じゃないし甘くない。
でもだからこそ、今の自分をどうにか変えたいんだったら、とにかく沢山考える。
そして、沢山行動してみる。
それらの一つ一つの経験と、自分の感情を照らし合わせて、「あ、これなら続けられるし、うまくいきそうだし、ずっとやっていきたい」って思えるものを、時間をかけて探し当てるのは大切なんじゃないかな。
過去の決断に反して舵を戻したり、今までの自分の努力を否定するのは勇気がいることだとは思う。
でも、いつだって、「今」が、これからの人生で一番若い瞬間なんだから、いくらでも、なんでもやれる。
嫌な想いをしてやり続けたことで成功したらその後も地獄が待っている。