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Channel: 音楽活動を一生続けるためのヒント集 音楽専門カメラマン宮原那由太のブログ
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『革命のファンファーレ』はじめに全文に共感したから全コピペした

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宮原那由太です!

 

 

 

西野亮廣さんの『革命のファンファーレ』の「はじめに」が、公式ブログに全文掲載されていました。

ものすっごく共感したし、

「最後にAmazonのURLを添付してくださるのなら、ネット媒体、個人ブログ、2ちゃんねるに無断転載オッケーです。」と書いてあったので、僕も無断転載することにしました!

 

 

 

 

 

 

 

特に

「肩書を1つに決め込む方がよっぽど危険だ。」

あたりが、ビンビン来ますね。

社会の変化がやばすぎるので、変化を受け入れられる人間でいようというのは完全同意です。

 

 

 

 

 

魔法のコンパスも買ったし、革命のファンファーレも買うことになるなー。

 

 

 

 

 

 

以下、キングコング西野 公式ブログより

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『はじめに』

 

「やりたいことが見つからない」と言う若者が多い。

これを読んでいるあなたも、もしかしたら、その一人かもしれない。

 

そして、大人はあなたを指して、「ゆとり世代」だとか、「さとり世代」だとか、「草食」だとか云々かんぬん。

自分達に比べて、まるで最近の若者は"人としての能力が低い"といった扱い方をする。

 

ただ、

 

「最近の若いヤツは…」という苦言は、それこそエジプトの壁画に象形文字で書かれていたぐらいで、人類誕生時から今までずーっと言われ続けている。

もし、その言い分が正しければ、理論上、人類なんて、とっくに絶滅している。

スケールダウンを繰り返している生物が生き残るわけがない。

 

だけど、僕らは今日も生きている。

 

時代や環境に合わせて、アップデートを繰り返してきたからだ。

動物であろうと、植物であろうと、いつの世も種として優秀なのは"年下"で、これは抗いようのない自然界のルールだ。

若者世代への批判は、そのほとんどが"進化の乗り遅れ"に他ならない。

 

だから僕は年下を肯定するところから考えるようにしている。

 

そのことを踏まえた上で、正直に言うと、「やりたいことが見つからない」というのは当初まるで理解できなかった。 

僕は小学2年の頃に芸人に憧れて、そのまま今まで来ちゃったので、余計に。

「なんで、やりたいことが無いの?」と思っていた。

 

ただ、「やりたいことが見つからない」というコトを肯定するところから考えてみると、なるほど、理解ができるようになった。

ようやく年下の背中が見えてきた。

 

こんなことを言うと先輩方から怒られるかもしれないけれど、僕より上の世代は、僕より下の世代ほど「職業に寿命がある」という体験をしてこなかった。

多くの大人は「職業は延々に続く」という前提で話を進めてくる。

だから、すぐに、「お前は何屋さんなんだ!?」と肩書きを付けたがる。

 

それに比べて、今は違う。

スマホの登場以降、職業が無くなる場面をたくさんたくさん見てきただろう?

Amazonに潰された本屋さんを見てきただろう?

「ロボットタクシー」という言葉が飛び交っている今の時代に、「タクシードライバーになりたい!」という発想にはならないだろう?

 

15年前は「タクシードライバーという職業が無くなるかもしれない」なんて想像もしなかった。

20年前は、日本の本屋さんが1日に1件潰れていくことなんて想像もしなかった。

 

明日には、どの職業が無くなっているかも分からない(これからの)時代は、副業、兼業、転職が当たり前になってくる。

 

上の世代の人達は、職業をたくさん掛け持つことを「結局、何がやりたいんだ!一つに決めろ!」と咎めてくるけれど、どっこい、

やりたいことを掛け持つことや、やりたいことに迷うことは、これからの時代を生き抜く術だよ。生き物が生き残ろうとして何が悪い?

 

今の時代に「◯◯になる!」と肩書きを1つに決め込む方が、よっぽど危険だ。

「やりたいことが見つからない」は、悪いことでも何でもない。

肩書きが猛スピードで無くなっていく時代にキチンと対応できている証拠だ。。

「アッチがダメなら、コッチだ!」と、肩書きを移動できる準備ができているわけだ。

周りはとやかく言ってくるかもしれないけれど、肩書きを一つに絞れずに肩身の狭い思いをしているあなたは大丈夫、何も間違っちゃいない。

 

具体例を挙げる。

 

僕は去年、『えんとつ町のプペル』という絵本を発表したんだけれど、この作品の制作に費やした時間は4年半だ。

これは、芸人としての収入があったから可能だったわけで、絵本作家一本で活動していたら、4年半も収入が途絶えてしまうような作品には手を出すことはできない

これまでの常識に従っていたら、生まれてこなかった作品だ。

 

 

革命のファンファーレは鳴った。

 

 

農業革命よりも、産業革命よりも、大きな革命が、よりによって僕らの時代に直撃した。

情報革命だ。

インターネットにより距離や時間が無くなった。当然、距離や時間に結びついていたいくつかの仕事も無くなる。

物の売り方が変わり、働き方が変わり、お金の意味が変わり、常識が変わり、道徳が変わっていく。超高速回転で。

 

そして、残念なことに、経験したことを僕らに教えてくれる存在であったハズの親や先生は、この革命を経験していない。

 

たとえば、あなたの親は、あなたにこんなことを言うだろう。

「好きなことをして生きていけるほど、世の中は甘くない」と。

親世代のお金は"ストレスの対価"だ。

 

ところがとうだ?

ストレスがかかる仕事から順にロボット化されていき、ストレスがかかる仕事がみるみる世の中からなくなっていくではないか。

自動改札機が生まれ、改札口から駅員が姿を消したような変化が、今アチコチで起こっているではないか。

 

好きでもない仕事は消え、好きなことしか残らなくなってきている。

ここからは、好きなことを仕事化するしか生きていけない時代だ。

彼等は、この変化を捉えていない。

彼等は、この大波の乗り越え方を知らないのだ。

 

したがって僕らは自分自身の手や足を使い、僕らの身の回りに起こっている変化を、学び、実践し、思い知り、対応していかなければならない。

この変化から目を背けた人間から脱落していく。

既得権益を守り始めた人間から終わりが始まる。

 

頑張れば報われる時代は終わり、変化をしなければ生き残れない時代に僕らは立ち会っている。

 

面白いじゃないか。

 

変化しなくても良かった世代の常識との衝突もあるだろう。

あなたが革新的な動きを見せれば、そこには確実に議論が巻き起こる。

その時、これまでの常識に根をはっている連中は、あなたの提案の本質を知ろうともせず「炎上商法」という言葉で片付けようとする。

 

必死になって「炎上=悪」という印象操作をし、そして、批判の声はあなたに集中する。

 

単純に彼等の理解が追いついていない場合もあるが、そこに発生する批判のほとんどは「変化することに対する恐れ」だ。

それならば、そんな批判は甘んじて受けようじゃないか。

変化しなければ生きていけない時代なのだから。

 

何が必要になり、

何が不必要になったのか?

どの職業がなくなり、

とんなことが、これから 職業となるのか?

1つずつ整理し、対応していこう。

常識のアップデートを止めてはならない。

 

僕は学者じゃないので体験談を話す。

 

この1年間の自分の活動の成功と失敗を、数字を交えて皆様にお話する。

 

ちょうど一年前に出版したビジネス書『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』の発行部数は10万5000部。

絵本『えんとつ町のプペル』の発行部数は30万部。

オリコン2017年上半期"本"ランキングでは、児童書部門とタレント本部門の2冠を達成。

『えんとつ町のプペル』を作る際のクラウドファンディングは2度実施して、支援者数が9550人。支援額が5650万4552円。

これまでのクラウドファンディングの支援総額は国内歴代最高記録となる1億円を突破。

個展『えんとつ町のプペル展』の動員数は60万人を突破。

これだけ見れば順風満帆だが、どっこい、失敗が可視化されていないだけで、キチンと失敗もしている。

 

その成功や失敗には、マグレも不運も存在しない。

成功と失敗の裏にあるのは、理由と原因だけだ。

それらを見ていきながら、今後僕らは、どのように身をふっていれば時代を捉えることができるのか?

 

これから、僕の実験と結果と対策を全てお話しようと思う。

しばし、お付き合いください。

 

 

 

 

『革命のファンファーレ ~現代のお金と広告戦略~』より

 

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【Amazon】

『革命のファンファーレ ~現代のお金と広告戦略~』

 

 


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