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Channel: 音楽活動を一生続けるためのヒント集 音楽専門カメラマン宮原那由太のブログ
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僕はギターという楽器があんまり好きではない。

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僕はギターという楽器があんまり好きではない。

 

 

 

 

 

僕はギターがすごい下手くそ。

右手も左手も思ったように動かない。

今でも人前で自信持って弾けるのはパワーコードだけで、

単音のリフとか、アルペジオとか、ましてやギターソロなんて全くできない。

スケールの知識もないのでアドリブなんて全然できない。

「ギター弾けるんですか?」という質問をされたら、「弾けないっす」って答えてます。

 

 

そもそも、ギターをやり始めたキッカケだって適当で。

高校の音楽の授業が、珍しく一人一本クラシックギターが置いてある学校だったから触ったのが初めてで、友達のいらくなったエレキギターを7000円で譲ってもらったやつを練習してたのが始まり。

大学入って軽音部になり、最初はベースを弾こうかなって思ってたけど、なんとなく組んだ初心者バンドでは唯一足りないパートがギターボーカルだったからギターを弾いた。

コピバンやったりオリジナルやったり弾き語りしたり、長いこと人前でギターを弾いたけど、一向に上手くはならない。

 

 

そもそも上手くなろうと思っていないのかもしれない。

指の一本一本を器用に動かすのは多分苦手で、ピックで思った通りの弦に当てるのも怪しい。

やれば上達すると分かっていても練習時間もそんなに取っていない。

僕にもっとぴったり合う楽器は、きっとギター以外にあるって今でも本気で思っている。

それがサックスなのかヴィヴラフォンなのか笙なのかは全く分からない。

多分、練習しても楽しい、上達もする、そして自分の音楽性を一番表す相棒は、きっとギター以外のところで首を長くして待っている。

ギターは、僕にピッタリ合う楽器では絶対にない。

 

 

ただ。

 

 

僕が演奏すると笑顔になってくれる人がいる。

僕自身もそうだし、聞いてくれる人もそう。

 

 

そして、そんな演奏を、僕は他ならぬ、ギターと一緒にやっている。

今でも僕が演奏するとき、自分がギター以外の楽器を弾いている姿を想像することはできない。

 

 

僕がギターを弾くことを、楽しみにしてくれる人がいる。

上手いとか下手とかじゃなくて。

合うとか合わないとかじゃなくて。

僕が音楽をやる時、必ずそこにはギターがいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕はギターという楽器があんまり好きではない。

でも、きっとこれからも僕は、このあんまり上達しなかった楽器と一緒に、演奏活動をしていくと思う。

あんまり好きではないこの楽器が、どうしようもなく僕の人生の一部になっているから。

ギターがあるから、僕は自分を、演奏者として認識できている。

気が付けばギターがそこにあったし、これからもギターはそこにあるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからも、よろしくお願いします。

 

ドリームボディ フォレストボディ

 

 

 

 

 

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1/22(日)に、

「音楽活動オフ会」と、

「ミュージシャンのための勉強&交流会リーダーミーティング」があります!

 

音楽活動オフ会→http://ameblo.jp/miyabie0227/entry-12230986003.html

リーダーミーティング→http://ameblo.jp/miyabie0227/entry-12239042450.html


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