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Channel: 音楽活動を一生続けるためのヒント集 音楽専門カメラマン宮原那由太のブログ
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ボーカリストよ、もっと目を開けて歌ってくれ!

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こんばんは、宮原那由太です。

 

 

 

僕はライブ写真の撮影をすることが多く、色々なミュージシャンのライブ現場に行き、写真を撮影しています。

それを繰り返していて、最近特に気が付いたことがある。

それがタイトルにもある通り、

 

「ボーカリストよ、もっと目を開けて歌ってくれ!」

 

ってこと。

 

 

 

感情が入って目をつぶりたくなるのはよくわかるし、ステージ上はまぶしいのも知ってるし、客席は暗くて見えないことも十分承知。

しかし、お客さんは、あなたが目をあけて歌ってる姿が見たいと思ってるはずだ!

 

 

 

目を閉じて歌ってるボーカリスト、一人や二人じゃなくてすっごい多い。多分自分の心と向き合ったり、感情を込めたり、そういうことは確かにできるんだけど、それって歌を自分の体の中で消化してる気がするんだ。 目を開けて、お客さんを見て、お客さんにその歌を届けようって気持ちでいてほしい。

 

 

 

 

前に他の誰かがツイートしてたように、一曲の中で目をつぶるの、大サビの、その曲の中で一番ハイトーンになるとこくらいでよいよ。 曲の半分くらい目を閉じて歌ってるボーカルとかも珍しくない。 しっかりと、見ながら歌う練習をしてほしい。

 

 

 

 

アイドルなんて、歌ってる時にお客さん一人ひとりに視線を送ることを「レス」と言って、もはやライブの必須事項なのです。 アイドルよりももっと音楽で勝負したいはずのミュージシャンが、届ける努力を怠ってたらいかんすわ。

 

 

 

 

まぁ、カメラマンだから、目を閉じた写真が沢山取れちゃうから特に気になるのかもしれないけど、でも写真とか映像で取れたものって、当然お客さんも見てる 訳で、目を閉じた人より、目を開けた人が見たいよなって、思うんじゃないかなぁ。

 

 

 

 

別に、目を閉じるのがダメだと言っているわけではない。その方がいい歌が歌えるし、ボーカリストなんだから歌で勝負するというのなら、それでいいと思う。今回の俺の意見は、あくまで個人的な意見だから、無視してくれて全然かまわない。

 

 

 

でも、「え、歌ってる時に目を開けてるか閉じてるかなんて、考えたこともなかったな…」というボーカリストがいたら、これを機会に考えてほしい。自分にとってどっちが、お客さんに対して価値を届けられるのかということを。考えて結論が出たのなら、それが目を開けていようが閉じていようが、どっちでも正解だと思う。

 

 

 

ということで、個人的な意見でした。


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