責任の所在が全部自分にあれば、人生は円滑になる。

こんばんは、音楽撮影プロデューサーの宮原那由太です。




僕はそろそろ、去年仕事を辞めてフリーランスになってから丸1年経とうとしています。
この1年で色々なことを経験しましたが、会社員時代とフリーランス時代で大きく変わったことの一つに、
「責任の所在が全部自分にある」ということがあります。
これは、一見地味かもしれませんが、かなり劇的な環境の変化になったな、というのを実感しています。






どういうことかというと、
会社員時代って、自分の意思ではどうにもならないことってあるじゃないですか。
例えば、配属先や、自分が何の作業をするかというのは、基本的には自分の意思ではなく、会社としての方針、部署としてのやり方、上司の考えなどの外的要因で決まることが多いんですよね。
それって、自分が具体的にどんな仕事をして、どんな人間関係を構築していくかっていうのが自分で選べない、他人が作り出した環境で生きていかなければいけないってことだと思います。






今はフリーランスになったので、何をするにも自分が基準で物事を進められます。
どんな仕事を受けるか、今後誰と一緒に生きていくか、どこに住むかなど、全部決定権は自分にあります。
もちろんそれは大変なことであることは確かなのですが、同時に、
自分の人生を全部自分で舵取りできるようになっているという実感があります。







責任の所在が、全部自分にある状態って、すごくいいですよ。
もし、
誰か他の人が自分の人生の舵取りをする状態の場合、もしその方向で自分に何か嫌なことが起こったら、きっとその人を恨むことになってしまいます。
会社が与えた仕事が自分の意にそぐわなかったら、きっと会社を恨むでしょう。
親が行けと行った大学が全然面白くなかったら、親を恨むかもしれません。
でも、もし過去の選択がすべて自分で選んだものだとしたら、きっと誰を恨むこともないです。
間違えたとしたら「ま、仕方ないか」で済ませられると思います。






最近は、他人にあまり期待をしなくなりました。
なぜかというと、他人というのは自分でコントロールできないからです。
だから、他人に期待をすればするほど、期待通りにいかなかった時に他人を責めることになる。
だったら、最初から他人に期待をせず、全部自分の責任で物事を進めると、きっと色々な部分で、人生が円滑になるはずです。






他人はあくまでも他人でしかない。
自分の人生は自分のものであり、自分にすべての責任がある。
そう思えたら、色々なものが楽になるんじゃないかな、と思うわけです。