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ドラムの打ち込みがすぐに始められる本「SOUND DESIGNER 2013 8」レビュー

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こんばんは、みやびぃです。





今日は久しぶりに書籍レビューを。
読んだのはこちら。

表紙


SOUND DESIGNER 2013 8
ドラムの打ち込みがすぐに始められる本
です。









私、DTMをやったりしていますが、

ドラムパターンなど、

ずぶの素人です。










まぁ何回か練習がてらスタジオに入って、
教則本通りにドラム叩いたことはありましたが。
そんなときにとびついたのがこの本でございます。







まぁ、8月号なので、

発売は7月なのですが。











表紙はでっかくGACKTさん。
そしてギタリストのTAKUMIさんという方。

対談

二人の対談から始まっています。










正直、
この対談、
すっごく奥深い。







というか、GACKTの考えていることがすごい。
この記事だけで雑誌1冊分の価値あります。









あまり具体的なことは書きませんが、
例えばプライベートスタジオの話。

スタジオ

これはGACKTが6~7年前に作った、
「G-STUDIO」というものです。
木材は全て桜の木を使っているらしい。
豪華すぎです。




しかし、インタビュー冒頭でGACKTは、
「このスタジオを作ったのは失敗だった」
と言っています。
なぜなら、スタジオを作ってしまった結果、
曲を作る場所が縛られてしまうから。
GACKTは、曲を作るときに、同じシチュエーションでいることが、
とてもストレスになるそうで、
スタジオというものはもはや必要ないとまで言っています。





レコーディングの専門誌の

1ページ目で(笑)













しかしGACKTの音楽制作に関する哲学が、
凝縮されたインタビューでした。
めちゃくちゃ参考になったし、
もっとGACKTの話を聞きたくなってしまいました。









そして本題。

打ち込み

ドラムの打ち込みの方法です。
単純な方法論だけではなく、
ドラムという楽器の歴史、
打ち込みの歴史も紹介しています。





リズムの例は分かりやすい図示。

打ち込み2

読んでいると、
サウンドクリエイターの方々は、
ドラムの打ち込みは、
MIDIキーボードで、
リアルタイム演奏している方が多いとのこと。



マジかよ。超難しいのに。
慣れですかね。








それにしても、
一般的なレコーディング雑誌にも、
ニコニコ動画・ボーカロイドは浸透してきているのが分かります。

歌ってみた



八王子P









雑誌というのは通常の書籍と違い、
定期的に発行される分、その時々の流行をキャッチできるので、
とても有用なインプットツールですよね。




GACKTさんの音楽哲学はもっと読み込もうと思います!



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